■電気の使用制限措置(法27条、令2条)について |
◎電気の需給調整が避けられない事態が予想される時、一般電気事業者、特定電気事業者、特定規模電気事業者の供給する電気について使用を制限できる。この場合の制限内容は次の通りである。 1) 電力量の制限--------------------500kw以上の需要家 2) 使用の用途制限------------------装飾用、広告用の用途 3) 使用停止の日時を定めての制限----2日以下/週 4) 容量を定めての制限--------------3000kw以上の需要家 ■電気の設備利用率に関する用語について 1) 需要率-----{(最大需要電力KW)/(設備容量KW)}×100% 2) 不等率-----{(各需要家の最大需要電力の和KW)/(合成最大需用電力KW)}×100% 3) 負荷率-----{(平均需用電力KW)/(最大需用電力)}×100% ■電力設備の利用率用語の理解と活用について ■電気主任技術者とはどの様な資格か;☆ ◎一般電気工作物以外の事業用電気工作物(自家用、電気事業用)の工事、維持、及び運用に関する保安の監督をする為の資格である。これを補足すると、電気事業法43条で事業用電気工作物(自家用、電気事業用)を設置する事業主は電気主任技術者を選任し、保安規定を作成し経済産業大臣に届けると共に自主的に保安体制を遂行するよう義務を課している。 ○事業用電気工作物とは具体的にはどの様なものか;600Vを超える高圧、特別高圧の電気工作物、但し、低圧でも20kw以上の太陽電池発電設備、風力発電設備、10kw以上の水力発電設備、内燃力を原動力とする火力発電設備、その他火薬類の製造事業用電気工作物など、危険度の高いものが対象である。 ○保安規定とは具体的にどの様なものか;次の8項目について定めるよう電気事業法施行規則50条で示している。しかし、事業規模が色々であり該当する事項について事業規模の現実に則して定めればよい。 1)電気工作物の工事、維持又は運用に関する業務を管理する者の職務及び組織に関すること。 2)電気工作物の工事、維持又は運用に従事する者に対する保安教育に関すること。 3)電気工作物の工事、維持又は運用に関する保安のための巡視、点検及び検査に関すること。 4)電気工作物の運転又は操作に関すること。 5)発電所の運転を相当期間停止する場合における保全に関すること。 6)災害その他非常の場合にとるべき措置に関すること。 7)電気工作物の工事、維持又は運用に関する保安についての記録に関すること。 8)その他 電気工作物の工事、維持又は運用に関する保安に関して必要な事項。 ★複素数の性質と交流回路計算への応用(H21.2.18改訂); ★電験3種→理論問題の考察(H19.6.17追記); ★Y→△変換の応用計算(平衡、不平衡負荷三相回路)(H19.3.8); ★Y変換及び△変換法(公式の導き方の工夫と応用計算)-改良版;---NEW(H20.10.25) ★電験二種-法規問題の考察(H19.3.10); ★電験二種-応用問題の考察(H19.3.1); ★電験二種-機械問題の考察(H19.2.28); ★電験二種-電力・管理問題の考察(H20.8.3); ★電験二種-送配電問題の考察(H19.2.20); ★電験二種-発変電問題の考察(H19.2.17); ★電験二種-理論問題の考察(H19.2.11); ★電験二種-理論問題の考察(H14年度); ★電験一種試験問題の考察(H22.6.08);---ファイルのまとめ ★誘導電動機について(H22.6.07); ★第二種電気工事士技能試験問題(H22.6.05実施分);---公表された【複線図】及び【正解作品例】 ★直流回路の電圧−電流特性考察(H21.2.11改訂); ★直流回路の過渡現象問題−その1(H21.2.12改訂); ★ブリッジ回路の電流計算法(H24.1.22改訂); ★直流回路の過渡現象問題(H24.1.23); ★直流回路の過渡現象問題その2(H24.1.28); ★接地導体球間の抵抗計算(H24.1.29); ★断面積の異なる導体両面間の抵抗計算(H24.2.1); ★電気主任技術者の資格の種類;(マルバラ企画HP-5へ;) ★(社)日本電気技術者協会(関連リンク先)へ; ★マルバラ企画HP-3へ; ★マルバラ企画HP-topへ; |